ひさびさに。

今日はお休みだったので、朝開店と共に本屋に行き、「悪人（上、下）」「オー！ファーザー」の三冊買いました。「悪人」の２冊は読了です。ちょっと重いかな。映画も見たい気がする。つーか、本を読んだのホントにひさしぶり。本を読む余裕がずっーとなかった。活字中毒のオレにしてはありえん。でもそのくらい余裕がなかったってことだな。

ここ１週間内に読んだ本。

伊坂幸太郎「モダンタイムス」
読了。


勇気はあるか？


伊坂作品は
要所要所にでてくる、なにげない言葉が好きで、
今回は、この「勇気はあるか？」というのと、
「想像力」「見る角度によって、ものの見方は変わる」
というのが気にいった。

「魔王」（おーちゃんの魔王じゃないよ）の
続きの話だけど、
この本から読んでも問題ナイデスネ。
「魔王」（おーちゃんの魔王と話が全然違うよ。）
（しつこい）よりは
こっちのお話のほうが好き。

どんなにシステム化された世の中でも、
真ん中には人間が生きているわけだし、
特にこんな都会に住んで仕事とかしていると、
いろいろ流されそうになったり、流したりするんだよ。
でも、生きているんだから流しちゃ、だめなんだ。
自分の頭で考えろ！想像しろ！って考えさせられる。

佳代子は怖いけど、素晴らしいと思う。
絶対無理だけどこういう女になりたいと思う。
赤信号の話のくだりとかね、
そういえばそうだよね～っと思う。

あとキャラ的に岡本猛が好き。
私って、主人公より２番手好き（笑）。
 

１ヶ月内に読んだ観たもの。

東野圭吾　「殺人の門」

なんか、「手紙」に通じる暗さ満載。

どうもネガティブ主人公が
気に食わない。
最後救われない感もいや。
この主人公はなにも学ばず、
これからもこうなんだろう。
そこが嫌。
ライバルのいじめっこの方が
人間的には魅力的。
やー友達にはなりたくないけど。


 

奥田英朗「ララピポ」

この作家さんは、
前にも何作か読んだ事があって、
割と好きな作家さんなんだけど、
これ映画化されるらしく、
成宮くんが主演らしいので
どんな話かな～と読んでみた。

あら、びっくり！
官能小説じゃね？

つーか、これ映画になるの？？
みたいな。

この本から読んだ人には、
この作家さんは官能小説家と思われるんじゃね？
と、？はてなマークいっぱい。

描写がエロすぎて苦手な人はだめかも。
でも、話の構成、その他のストーリー的には
おもしろいと思う。


 

映画「黄色い涙」

これはずっと観たくてみたくて、
やっと、ＤＶＤ購入した。
素直におもしろかった。
昭和３０年代の青春群像劇。
翔ちゃんのメタボな感じが
ちょっと気になるけど、
ヲタ的にはそれも良い。
（笑）
（なんでもいいんだな）

流行？の昭和憧系映画なら、
三丁目の夕日（だったっけ？）
よりよっぽどいい映画だ。
（これは嵐びいきだからでは、けっしてない）
（まあ、皆様はそうは思わないよ）
（白目）
（あはははは）

 

 

悪夢のエレベーター。

を、読んだ。

もしこの本、読む予定の人は、
軽くネタばれてるのでここから下は注意。

意外な展開、結末で面白かった。

コメディタッチなんだけど、
なにげに怖いし。
最後とか、心理的に怖い。

が、でも、

私が作者だったら、
さらに裏をかいて、
真の真犯人をあいつ、
あいつにするな。
犯人の、お姉さんに。
その犯人さえ気づかずに
コントロール的な。
（作者さしおいて、何様だよ。ね。）
 

読書。

「転々」　藤田宜永

結構おもしろかった。
映画をみたい。

「犯人に告ぐ」　雫井修介

おもしろかったんだけど、
ちょっとストーリーがわかってしまった。
ミステリーなれしすぎかな（私が）。

「ホームレス中学生」　田村裕

（笑）う～～～ん。ベストセラー？？
これって、ほんとの話だからおもしろくないのかな。
これを題材に小説にしちゃったほうがよかったかも。
「解散！！」って言っちゃうお父さんとかって、
小説の登場人物だったらすごくイキるよね。

「おひとり様の老後」　上野千鶴子

私はおひとり様の老後の予定なので（笑）、
一応、読んどく。
まあ思ったような内容でした。
女の人目線っぽいのが多いから
男の人が読むとどうかな。